明日を生きるごはん

テレビでは知り得ない食と健康の話

片頭痛記録③「鎮痛剤をやめられた話」

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重度の片頭痛持ちのわたしが、本格的に食の改善をはじめて、かれこれ2年。

頭痛が起こる間隔は徐々に長くなっていき、今では一切鎮痛剤を飲まなくなったばかりか、体調もすこぶる快調な日々が続いています。

正直、食事だけでこんなに変わるものかと、自分自身でも驚くばかりです…

ぜひ、同じような悩みを持っている人にもお伝えしたいなあ、と思い、わたしのやったことをまとめてみたいと思います。

わたしの片頭痛

自分が片頭痛持ちであると実感したのは、30代後半くらいのこと。

当時は自営で多忙、食事の大半はコンビニ弁当や総菜パンという生活を10年くらい続けていました。

 

わたしの頭痛は、

①最初に頭がボーっとして眠気がくる

②徐々に頭の前部分に痛み

③我慢しているとやがて吐き気に変わる 

という3ステップがいつものパターンです。

 

吐き気までくると、正直もうその日は終わり。

これでは仕事になりませんので、そうなる前に鎮痛剤を飲むことで、なんとかその日1日を乗り切ることができます。

 

しかし、鎮痛剤は新たな依存を生み、いつしか鎮痛剤なしでは日々を過ごせない身体になってしまったのです。

 

さすがにこのままではまずいと感じ、かかりつけ医の勧めで漢方も試しましたが、なかなか効果があがりません。

 

自分なりに調べた結果、結局原因は「食生活」にあると確信をもったのが50歳になってからです。長い…

詳しくはこちらを。

nanakama.hateblo.jp

 

食の改善でやったことは「基本和食」

身体の不調の原因を調べていくと、多くの病は「食生活」に起因していることが分かってきます。

当ブログでもさまざまな食の真実を取り上げてきましたが、どんな情報も、結果的に辿り着くのは

「偏った食生活」「食べ過ぎ」「化学物質の摂り過ぎ」

でした。

 

この3点で思い当たることといえば

「10年ほど続けたコンビニ弁当や総菜パン生活」

「パンの食べ過ぎ」

「スイーツの摂り過ぎ」

です^^;

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当時のイメージ



さらに、以前小麦の記事でご紹介した、本間良子先生の書籍

「長生きしたけりゃ小麦は食べるな」 

に書かれていた「副腎疲労」の仕組みを知ったことが決定打となり

しばらくは基本和食にしてみよう!と思うようになりました。

 

参考記事

nanakama.hateblo.jp

 

あまり厳格なルールは作らず、とにかく意識したことは以下の3点です。

  1. 和食中心・なるべく自炊
  2. ご飯はしっかりおいしく食べる
  3. 甘いものと小麦と植物性油脂はなるべく控える

1と2は理解できても、3はなかなか受け入れ難いという人もいるでしょうか。

それとも、2のご飯はしっかり…の部分で、「糖質がー!」と反論される方がおられるかもしれません。

 

これらは、当ブログを最初から読んでいただいている方にはお分かりのことと思います。

 

まず、ご飯(米)はしっかり食べないと、エネルギー源が不足してしまいます。

でも、早食いはダメです。

良く噛んで唾液を出すことで、きちんと消化できるようになります。

こんな記事も参考に…

nanakama.hateblo.jp

 

 

しっかりご飯を食べれば、間食を欲しなくなり、結果的に甘いスイーツを食べなくても平気になります。

(食べたければ食べても良しとしたけれど、本当にいらなくなったのです。これは、糖依存の問題なので、お調べください)

 

また、パンに関しては小麦のグルテンの問題もありますが、自分の場合今まで食べ過ぎていたらしいことと、パンと一緒に砂糖や植物性油脂を摂りがちということに注目しました。

 

パン食の例としては、トーストにマーガリン、ジャムなどをつけたり、付け合わせのサラダに人工甘味料入りのドレッシングをかけたり。(ノンオイルも添加物たっぷりなので要注意)

 

市販の総菜パンならたっぷりと植物性油脂(トランス脂肪酸)が使われていますね。

コロッケパンとか、良く食べてましたけど…

 

あ、ちなみにトランス脂肪酸は「マーガリン」だけにあらず、サラダ油を代表とする植物性加工油脂のほとんどに含まれていますのでご注意ください。

さらに付け加えるなら、植物性油脂は「ラクトアイス」と呼ばれるものや、本物の生クリームじゃない、いわゆる「ホイップクリーム」にも含まれています。

 

参考記事

nanakama.hateblo.jp

 

つまり、それらがほとんど含まれない和食生活は、いろんな食の問題が解決しやすい方法だといえるでしょう。

 

もちろん、これらの食品をすべて否定するつもりはまったくありません。

しかし、わたしのように10年以上にわたり常食していたような人は、ご注意ください。

 

あまり医療情報に触れる内容は書けませんが、まさかと思うような病気も、調べてみると、根本の原因の多くは「食」にあると分かったからです。

いつしか鎮痛剤は必要なくなった。そして、おまけ効果も

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一汁三菜


それほど徹底していたわけではないものの、家での食事は基本和食。

そして、ときどき米粉グルテンフリーパンや麺を食べる生活を続けていたら、気付けば頭痛に悩まされることはなくなっていました。

 

もちろん、鎮痛剤は飲んでませんし、今はそもそも家にストックすらありません。

 

今思えば、頭痛が酷かったころは、頭痛が来ていなくても、常に脳にもやがかかったような、気だるい感じの体調が多かったように思います。

 

けれど、今はそのような「気だるさ」というものがほとんどなく、

「普通ってこんなに快調なのか」

と、改めていかに自分が不調だったかを思い知らされる毎日です。

 

また、これは狙ったものでは決してないのですが・・・

 

基本和食生活は余計な脂肪も燃焼するのか、体重が2年前と比較すると、

トータルで10kgくらい減った

のです。

重ねていいますが、ご飯は普通にしっかり食べてます!

白米、雑穀米、玄米、いろいろ食べてます。

何なら、時には大盛りで(笑)

 

ただし、これも重ねていいますと、

「しっかり噛む」「ゆっくり食べる」

ことは意識しています。

 

こんな素敵なおまけ効果まで得られる、基本和食生活って素敵じゃないですか?

 

おわりに テレビでは言えないんです

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毎日健やかに!

基本和食にするだけで、そんなに体調が良くなるわけない!と思われますでしょうか?

確かに個人差があるでしょうから、まったく同じようにはいかないかもしれません。

 

しかし、そもそも和食というのは伝統的な日本の食文化ですし、実践はそれほど難しいことではないはずですよね。

 

片頭痛のように、一見して重病ではなさそうだけれど「何となく不調、毎日しんどい」そんな人こそ、いったん和食生活にしてみてはどうかとご提案したいです!

 

辛いときには、何かに頼るのではなく、何かをやめてみる。

今までの習慣を疑ってみる。

 

プラスではなく、マイナスの思考。

デトックスも同じような考えではないでしょうか?

 

また、甘いものにも「クスリ」と同様に依存性があることもぜひ知って欲しいです。

不調がある人は、トールサイズの甘い〇〇チーノを飲む前に、ぜひ立ち止まってみてください。

 

どうしても甘いものがやめられない場合は、ドリンクやクリームのようなスーッと身体に浸透していくものよりも、噛んで唾液を出せるものにすることをおすすめします。

 

米粉のおせんべいとか、クッキーとか、できればグルテンフリーで、なるべく砂糖控えめで。

 

最後に、このようなことがなぜテレビなどで放送されないのか、という疑問については、もちろんお気づきの方も多いとは思いますが、ご自身でどうかお調べいただけたらと思います。

 

今回は、あくまでもわたし個人の体験談として、長年の悩みだった片頭痛を克服し断薬が叶ったというお話をさせていただきました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

どうか、皆さまが健やかに毎日を過ごせますように。

 

副腎疲労について勉強になった本

 

 
鎮痛剤断ちに挑戦している期間、特にマグネシウム不足にも注意していました。

 

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