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来たよ、のっけから「甘いもの」!
当然、「甘いものは体に毒だよ」って話になると思いますよね。
はい、残念ながらご想像通りです。いやもしかしたら想像以上かも…
甘いものがダメな理由っていうのが、一般的にいわれてることより
ずっと深い意味があるらしいのです。
甘いものの何が悪いのか
私も甘いものは好きです。
甘党というほどではないけれど、(そもそもお菓子屋で働いてたし!)
普通にお菓子やケーキ食べてましたもん。
何でも摂りすぎは良くないことは大前提として
そもそも甘いものがダメな理由はというとだいたいこんな感じですよね。
↓ ↓ ↓
- 肥満になる
- 虫歯になる
- 病気になる(糖尿病など、一説には偏頭痛を誘引するとも)
・・・うん、知ってた。
みんな普通に知ってて、気にしてる人は控えてるし、そうでない人もいる。
食べても太らない体質の人もいるし(うらやましい)。
ここまでなら私もわざわざ記事にはしません。
ここからが怖い「依存」の話。
怖いですよ~~
この話はまたあとで。
直接糖と間接糖
その前に、改めて確認しておきたいこと。
ここでいう甘いものとは、「直接糖」と呼ばれるものすべてと、人工甘味料も含みます。
直接糖というのは、砂糖(白黒茶問わず)、液糖、はちみつ、メープルシロップなどの「精製された糖」全般を指す。
これらの糖は体にダイレクトに吸収されるため、血糖値が上がりやすくさまざまな病気を引き起こす要因となる。
対して、米や野菜、いも類に含まれる糖を「間接糖」と呼びます。
間接糖とは、糖質を含む素材のこと。糖質以外にもビタミンやミネラルなどを含み、分解されながらゆるやかに吸収されていく。
人間がエネルギーとして必要としているのは後者の間接糖であり、
直接糖は体にとって毒でしかない
というのが、私が最近参考にさせていただいている文献等の見解です。
糖依存
では、直接糖が体にどんな影響を及ぼすのか、というところですよね。
そもそも、人間というのは糖を直接摂るようにできていないそうです。
砂糖が作られるようになったのは、1世紀頃からだといわれています。
当時日本でも中国から伝わっていたとされていますが、当時は上流階級の薬として使うほど貴重品として扱われていたようです。
ヨーロッパで砂糖が金と同等に扱われた話、戦争との関連などは調べるとたくさん出てきますが
ここで大事なポイントは
それだけ依存性が高いものであるという点です。
直接糖を摂取するとまず満腹感をもたらしますが、その次に来るのは
「幸福感」
だといわれています。
よく
「甘いものを食べると幸せになる」
といいます。(私もそうでした)
ですが、その心地よさが切れてしまうとまたその気持ちを味わいたくて
糖を求めるようになってしまう。
これがいわゆる精神的依存というのだそうです。
糖質が脳に作用し、幸せな気分になるのはいいのですが、そのときドーパミンやアドレナリンは麻痺し、思考を停止させたり攻撃性が増したりすることが分かってきているのだというのです。
精神的依存の程度は、おそらく人によって差があるのだと思います。
ですが、分別のある大人はいいとして、幼い子供に甘いものを食べさせ続けると…
現代病の原因はいろいろと研究されていますが、この直接糖がいかに危険なものか、もっと自覚する必要があるのかもしれません。
私が参考にさせていただいているある医師は、
「砂糖は〇薬でしかない」
とはっきり言っちゃってます(;'∀')
おわりに
甘いもの、つまり直接糖は非常に精神的依存を引き起こしやすく、百害あって一利なしということです。
自分はどうなのか。甘いものをきっぱりやめることができるのかといえば、
決してそこまではできないなあ(^^;
ですが、ここ数年年齢のせいなのか甘いものをあまり欲しなくなってきたので、
これ幸いと甘いもの断ちをしています。
自分ではお菓子やケーキを買わない、食べない。
調味料としての砂糖は極力使わない。
ときどきパンとかは作るけど!
(外食やいただきものは別です)
そのおかげかどうか?は何の根拠もありませんが、
最近頭痛が減ったとか、ちょっと痩せたとか、いいことはありました(笑)
今回は糖類の話中心になってしまったので、人工甘味料についてはまたの機会に。
人工甘味料は、糖よりももっともっとタチが悪いと思ってください…(-_-;)
甘いものの話はとっても深く、食べ物の話でも最重要課題なので、シリーズ化します。
その2、その3と続きますので良かったらお付き合いください。
【参考書籍】
「がまんしない医者の食卓」内海聡著