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便利な世の中になればなるほど、気になるのが食品添加物。
具体的に何がどう影響するのかを知らないと、便利なほうに流されてしまいがちではないでしょうか。
今回は、たくさんある添加物のなかでも特に危険性が指摘されているものをピックアップしてみます。
日本で認可されている添加物は1500種以上
何か加工された食品を買うとき、だいたいの人は表示ラベルに目を通しますよね。
私たちはもう添加物にある意味「慣れて」しまっているので、多少の添加物表示があったとしても、それほど気にせずに購入するのではないかと思います。
むしろ、加工食品なのだから添加物が入っていて当たり前みたいな。
ところが、この添加物、どうやら世界でも日本の使用量は群を抜いているのだそうですよ!
私が参考にさせていただいている、医師の内海聡氏のインスタグラムを引用させていただきます。
こうやって改めてみると、すごい量の添加物((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
日本で認可されている添加物は合計1500種以上。4項目に分かれています。
- 指定添加物…「食品衛生法第12条に基づき、厚生労働大臣が使用してよいと定めた食品添加物」
- 既存添加物…「指定添加物のほか、わが国において広く使用されており、長い食経験があるものは、例外的に使用、販売等が認められており、既存添加物名簿に収載」
- 天然香料…「動植物から得られる天然の物質で、食品に香りを付ける目的で使用される」
- 一般飲食物添加物…「一般に飲食に供されているもので添加物として使用されるもの」
記事末に厚労省の添加物リストの記事を添付しておきますので、気になる方はチェックしてみてください。
指定添加物や既存添加物には、以前記事にした人工甘味料やアミノ酸類も入っています。
ちなみに、内海氏もおっしゃっているように、ヨーロッパでは数十種類しか添加物の認可がされていないのです。
アメリカでも約130種ということなので、日本の1500種って…一体どういうことなのか。
ちょっとびっくりしますよね。
添加物の何がどう悪いのか
「添加物が体に悪いなんて知ってるよ」
「便利な食品を活用して何が悪い」
という声が聞こえてきそうですが、実際私もそういう考えでした。
添加物はどれもただちに体に影響を与えるわけではないというのが大前提です。
だって、そうじゃなければ認可などされてはいけないはずですよね?
しかし・・・1つの添加物では小さなリスクだったとしても、それらを日常的に摂り続ければ、確実に体に蓄積していくものだと考えるべきだといえるのではないでしょうか。
現代人は便利な加工食品を日常的に摂取することと引き換えに、さまざまな不調や病気を引き起こしていると指摘する専門家は少なくありません。
内海医師の著書でも、
「添加物×別な添加物の掛け合わせで、化学変化が起こり、発がん性が現れるものもある」
と書かれています。
そこで、1500種の添加物すべてが悪いわけではないということを分かっていただいたうえで、
特に危険性が指摘されている添加物の一部をいくつかご紹介します。
アミノ酸等
いわゆる「旨味調味料」というやつで、アミノ酸等と表示があるものは、ほぼグルタミン酸ナトリウムが使われているのだそう。
グルタミン酸ナトリウムの摂りすぎにより、指摘されている健康リスク…精神疾患、てんかん、心臓病、糖尿病など
グルタミン酸ナトリウムは、「○の素」に代表される調味料であり、そのほかさまざまな調味料やだしの素、ドレッシング、お惣菜などに使われている定番中の定番です。
仕事などで毎日忙しい現代人は、昔のように昆布やかつお節などで出汁を取るというのは大変なことです。
〇の素は使わないという人でも、アミノ酸類が入った調味料をうまく活用するのはおそらくどなたでも経験があることと思います。私もそうでしたし。
ご存知の通り、グルタミン酸ナトリウムについては危険だとか安全だとか、さまざまな論議がなされています。
「サトウキビを原料としているから安全だ、多量に摂取しなければ大丈夫」
「いやいや、砂糖同様、依存性があるから知らぬうちに摂りすぎてしまうのだ」
私個人としては、砂糖ですら〇薬同等の依存性があると多数の専門家が指摘している以上、アミノ酸等も「危険なものである」と分かったうえで、必要に応じて取り入れるべきかと思います。
(過去記事:甘いものシリーズをご参照ください)
亜硝酸ナトリウム
ハム、ウインナー、ベーコンなどの色味を良くするために使われる発色剤です。
亜硝酸ナトリウムの摂りすぎにより、指摘されている健康リスク…がん
亜硝酸ナトリウムはほかの物質と反応しやすいことで知られ、食品の色味を良くしてくれる一方で、非常に発がんリスクの高い添加物であるといわれています。
例えば、保存料のソルビン酸と亜硝酸ナトリウムは化学変化を起こすとやはり発がん性物質を作ることが分かっているのだそうです。
ハムやウインナーなどの加工品は、だいたい保存料とセットになっていることが多いですから、かなりリスキーな食べ物だと言わざるを得ないでしょう。
どうしても食べたいときは、ウインナーなどは切れ目を入れ、お湯で茹でることで多少は添加物を落とせるようですよ!
タール色素(合成着色料)
赤色2号に代表される、かき氷のシロップやゼリーなどに使われるタール系色素。
タール系とは、すなわち石油から精製しているということです。
タール系色素の摂りすぎにより、指摘されている健康リスク…がん、不妊、じんましん
アメリカでは、タール系色素の多くが使用禁止になっていたり、使用に制限があったりするようですが、日本ではなぜか認可されているところに疑問が残ります。
色素は手作りのお菓子にも使うことがあり、特にお子さんに手作りされる方は注意したいところです。
近年は天然着色料も販売されていますので、購入する際は確認してみるのも良いかもしれません。
ただし、天然といっても昆虫から精製するものもあり、アレルギーが指摘されているものもあることも念頭に置いておくと良いでしょう。
人工甘味料(カロリーオフ系)
スクラロース、アスパルテームといった、いわゆるカロリーゼロを謳う甘味料の摂り過ぎにより、指摘されている健康リスク…がん、免疫力低下、肥満など
これらの甘味料については、以下の記事に詳しく書いています。
おわりに
添加物と一括りにしてしまったので、とてもざっくりしたご紹介になってしまいました。
ここでご紹介した添加物は1500種以上の中のたった4種です。
ほかにも、危険性が指摘されている添加物は山ほどあることを考えると、昨今妙にアレルギーが多かったり、がんが多かったりするのも何だか頷けてしまいます。
まさに今の自分がそうだったりするのですが。
しかしながら、仙人のような生活をしない限り、これらの添加物を全部避けることはもちろん不可能だと思われます。
何度も書いていますが、こういうことは
「まず現状を知る」
ことが何より大事なのかと思います。
そして、その次にできることをしていくことです。
だって、健康を害して困るのは結局自分ですから。
そのためには、まずは食品表示のラベルを確認することから始めるのも良いかもしれません。
以下の参照記事は、どれも非常に興味深い内容でした。
ここで書いた内容よりもっと深く知りたいという方は、ぜひ目を通してみてください。
【参照】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/index.html
・みやなが整骨院
衝撃!!世界一の食品添加物王国は日本だった!炭の力で上手にデトックス!!
危ない食品を見分けられない人が被るリスク | 食品 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
・週刊ゲンダイ
スーパーの加工食品は「危険な添加物」だらけ 〜食べすぎ注意! (週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
・(書籍)「がまんしない医者の食卓」 内海聡 著